生物処理反応槽

前処理された有機物の濃度が高い廃液を資化性細菌の力で濃度を低下させ、下水放流基準を満たす排水として下水放流する設備です。従来の活性汚泥法に改良を加え難分解性の有機物や高分子連鎖物も資化可能となっている。

 1日の処理量が300tの能力を持つ設備

特 徴

  1. BODの高負荷運転が可能でコスト低減。
  2. 嫌気性菌と好気性菌と同時に共存する環境下で処理を行う。
  3. 通常活性汚泥法の3倍の処理能力。
  4. メタン・亜酸化窒素ガスの発生がない。
  5. 余剰汚泥の発生がなくコスト削減
  6. 運転環境
    通常の活性汚泥法では 4,000−8,000ppmで維持されるが弊社施設では生物濃度(MLVSS)10,000−20,000ppmでの運転ができ、BODの高負荷運転が可能となっている。

生物処理反応槽の基本処理フロー