環境・安全対策の概要

弊社では、設備設計の段階からあらゆる面で環境負荷、安全対策等を考慮して、安全安心な設備に対応しております。
雨水対策から機械の故障、漏洩対策、排水管理、公害防止、日常点検、異常時の対応マニュアル等、徹底した設備・管理の下で運営を行っています。 その一部を下記にご紹介いたします。
下水放流監視
処理後の排水は全てTOCとPHの24時間常時監視を行っており、異常があれば自動で再処理工程へ戻され、再び処理を行って異常がなければ公共下水へ排出されます。
防音・防振構造
騒音発生源である施設(送風機)は、一箇所に集合させ発生源並びに部屋全体を防音措置構造にしてあります。
   
悪臭防止
処理工程から発生するガスは全てスクラバー(排ガス処理装置)で除害処理し、大気放出する構造になっていますので、大気への影響はありません。
ポンプの2台化
各処理系統のポンプを2台並列で設置することにより、故障等が生じても瞬時に対応でき、良好な処理状態を保つことができます。
   
荷降し場・洗車場周囲の側溝の処理
荷降し場・洗車場周囲の側溝の水(雨水含む)は、溜めますで集水し、処理工程へ戻して処理した後公共下水へ排出されます。
防液堤内の雨水等の処理
防液堤内の雨水並びに漏出廃液は溜めますで集水し、ポンプで処理工程へ戻して処理した後公共下水へ排出されます。
   
FRP塗装
廃液タンクヤード、薬品タンクヤード及び処理槽の一部で耐酸構造が必要な箇所は、FRP(耐薬液)塗装を2重構造で施してあるので、万が一漏洩しても対処可能となっています。
日常点検・管理
日常点検による監視項目と監視頻度・管理基準を定め、異常傾向をいち早く察知し、迅速な対応ができるよう徹底した教育を行っています
   
手順書・要領書
リスクアセスメントの結果より異常時の対応手順を定め、誰でも迅速に対応ができるよう徹底した教育を行っています。
各処理毎の検査・管理
各処理工程毎に廃液の分析を行い、確実に処理ができているかの管理とともにデーターとして管理しています。